合同合評会プロジェクト(その2)
2025年7月10日の「今月の話題」で、合同合評会のプロジェクトが動き出したと書きました。私が関わっている5つのエッセイ教室の参加者が、教室の枠を超えて一堂に会し、みんなで合評をするというプロジェクトです。
日にちは11月29日、場所も決まりましたが、現在、頭を一番悩ませているのが、合評会の進行方法です。有志による実行委員会で話し合いました。
会場を使える時間は3時間、最初と最後に挨拶をして、途中で10分の休憩をとるとして、正味2時間30分、150分。もし20名が参加したら、1人の持ち時間は7.5分。作品の長さは、原稿用紙4枚まで、1600字としました。
時間節約のため、著者本人の作品朗読を止めようかという案も出ましたが、本人の朗読は外したくないという意見が多い。本人の声で作品を聞いてこそ、その場に集う意味がある。
1人の持ち時間7.5分のなか、朗読が3分。
参加者から講評を募る際に「どなたか、意見のある方いますか?」と問いかける時間すらももったいないだろうと、最初から「誰がどの作品について意見を述べるかを決めておく」ことにしました。
1作品につき3名が1分以内で意見を言う。意見の途中、30秒でチーンとベルを鳴らし、時間を伝える。最後に、講師の私がまとめる。これを4.5分で終え、次の人に移る。
もう少しゆとりが欲しいところですが、これが考えうる最良の方法ではないかという結論に至りました。
誰がどの作品を講評するかの決定は、私にゆだねられました。
合評会のあとに、場所を移しての懇親会があるので、感想を言いたいのに言えなかった相手には、その場を使ってもらう予定です。
さて、この方法で、参加してくれた方々が満足する合同合評会になるでしょうか。初回はトライアル。まずは一歩踏み出してみます。
参加人数は8月中におおよそが確定し、原稿締め切りは9月末。10月には参加者の作品を綴りにして全員に配布。11月の合評会までに読んできてもらう。そのようなスケジュールで進んでいきます。