合同合評会プロジェクト(その4・最終回)
2025年11月29日、ついに合同合評会の当日を迎えました。
合同合評会とは、私が関わっている5つのエッセイ教室の参加者が、教室の枠を超えて一堂に会し、みんなで合評をするというプロジェクトです(その1、その2、その3にこれまでの経緯を載せていますので、ご覧ください)。
13時から16時までの3時間で17篇の合評をするので、1分でも惜しんで始めたい。参加者には早めの来場を頼み、13時きっかりにスタートしました。巷ではインフルエンザが猛威をふるっていますが、1人の欠席もなく集まりました。
さて、1篇の合評時間は9分です。
筆者の朗読は、読む速さにもよりますが、4分前後かかります。続いて3名からの意見を1分ずつ、講師は2分で講評、という流れで進んでいきます。
1分で意見を述べてほしいと伝えてあったので、参加者はみな、メモなり、発言内容を一言一句まで書くなりして、準備してくれていました。タイムキーパー係が、50秒でタイマーを鳴らし、あと10秒ですと知らせます。
1分というのは、あまりに短すぎるのではないかと心配していましたが、思いのほか、多くの内容を伝えることができると知りました。もちろん、準備してあるからですが、感想だけでなく、ここはこうしたらどうか、情報をもう少し減らしたらどうかなどの提案もあり、有意義な意見がたくさん出ました。ダラダラ述べるよりは、よほど実のある1分でした。
そして、そのあと2分で私がまとめます。準備してきた内容にプラスして、当日の参加者の意見を組み込んだり、全員を知っているのは私だけなので、筆者のお人柄やどういうエッセイを書くかなども加えたり。2分を超すと、タイムキーパーが容赦なくチーンと鐘を鳴らします。
そのおかげもあり、途中10分のトイレ休憩を入れたうえで、16時にすべての合評を終えることができました。もし、すべての作品を合評できなかった場合は、残った作品を続いて行う懇親会の場で合評するというシナリオもありましたが、教室できちんと合評するに越したことはありません。なんとか17作品を合評し終え、最後に全員の記念写真を撮って、終了。
場所を近くのレストランに移し、懇親会です。飲みながら食べながら、途中で席替えもして、交流をはかりました。話題は多岐にわたり、もちろんその日の合同合評会について、 ふだんの教室での合評の仕方や、 前年に作った合同作品集についても、また、エッセイとはまったく関係ない話でも盛り上がり、あっという間に2時間半が過ぎました。
3時間の合同合評会の張りつめた集中から解き放たれて、参加者全員が笑顔で話に興じているようすを見て、合同合評会が満足いくものだったにちがいないと確信しました。
書くのが好きでエッセイ教室に通い、おそらくそれだけでも楽しいとは思うのですが、このように書く仲間が広がれば、さらに楽しさは増します。
参加者全員の協力のもと、合同合評会は成功裏に終わりました。